IT業界に蔓延る、生産性向上の敵「多重下請け構造」について考える 問い合わせ

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生産性向上の敵「多重下請け構造」について

生産性向上の敵「多重下請け構造」について

生産性とは、効率であり、収益性という置き換えもできます。IT業界全体的にその貢献度に対して生産性、収益性が低く、その元凶がIT業界の多重下請け構造にあるといわれています。その多重下請け構造がプログラマをIT土方へ成り下がらせているとも言えるでしょう。プログラマとして多重下請け構造を理解する事は、自分を守ることであり、また業界自体を変えるのにも必要なことでしょう。

生産性向上の敵「多重下請け構造」についての記事一覧

プログラマ業界の二分化

プログラマ業界の二分化

プログラマの労働形態は労働集約型と知識集約型に2分化しているといわれています。労働集約型は、1つの業務において機械よりも人間の作業量が多い、という形態です。それに対して知識集約型は、自分の専門知識を商品とする労働形態です。しかし、労働集約型はその形態から35歳定年説やサービス残業が問題視されています。そのような状態の労働集約型を知識集約型へと変化させていくには、作業の自動化と教育を行う必要があります。知識を身に着けて、生産性を向上していくことで、知識集約型へ近づいていくことができます。 ▶詳細はこちら

多重下請け構造とは

多重下請け構造とは

多重下請け構造とは、IT業界において、元請がユーザーから発注された業務を一部ずつまたは大部分下請けに出すことで、その下請けがさらに下へさらに下へと下ろしていくことで2重3重のピラミッドのようになった状態を言います。IT業界の場合は人手不足からそのような状態に陥ることが多く、仕事に見合った対価が得られない、末端のエンジニアがまるでモノのように替えのきくものだと見られがち、エンジニアが育たない、法律に抵触する可能性があるといった様々な問題を抱えていることが指摘されています。 ▶詳細はこちら

なぜ多重下請け構造が発生するのか

なぜ多重下請け構造が発生するのか

IT業界では多重下請け構造が問題となっています。元請となる企業が設計し、それを下請け企業が作業していきます。これが何次にもなると法的にぎりぎりな度重なる外部委託により、安価な賃金で働かざるを得ないエンジニアが出てきます。元請は人材確保のために誰にでもできるように分業してしまうので、下請けではエンジニアが育たないことも問題となっています。これらの問題は、日本の雇用制度や企業のITに対する理解度からきていると考えられます。今後はさらに安い人材確保を目指し、下請けを海外の安い労働力に置き換えられることも懸念されます。 ▶詳細はこちら

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